「共有ComfyUI」の使い方
2025年1月26日よりAICUが新サービス、スマートフォンでも利用できる「共有ComfyUI」を提供します。 さらにnoteメンバーシップ「ComfyUIマスタープラン」購読の皆様向けに無償テスターコードを配布します。興味のある方はぜひ文末までお読みください!
サービスサイトはこちら https://aicu.jp/comfyui
AICU Japan株式会社 が 提供する 「共有ComfyUI」 の 概要
「つくる人をつくる」をビジョンに活動するAICU Japan株式会社が現在、開発、2月正式リリースにむけ準備を行っている 新サービス「共有ComfyUI」は、一般のプロシューマー/ホビイストから、大学・企業の研究開発における学習、PoC目的に開発されたものです。
複数のユーザーが共有で使用しつつ、パワフルなGPUリソースを共有することで「1画像生成を数秒※」でおこなえる体感と学習体験、これまで中心的に紹介してきたStability MatrixでのローカルGPUやGoogle Colabでは実現できない「使いたいときに、すぐに起動」をリーズナブルな価格で実現しています。
※実測値SD1.5の標準TextToImageで3秒(256x256)、SDXL(1024x1024)で17秒
AWSでのComfyUIをさわってみたい、でも構築は大変…。
これまで「ComfyUIマスター」やAICUマガジンVol.7でも扱ってきたAWSでの環境構築ですが、「実際に触ってみたい」というご要望を多く頂いております。
一方で、実際にAWSでの環境構築をするとなると、AWSの知識に加えて、月額数百ドルといった予算が必要になります。
Colosoやマガジンで人気の「ComfyUI」ですが、ワークショップでなどで「やってみたい」とおもってもすぐには使えない、Google Colab Proによる環境は素晴らしいけれど起動時間に何分もかかる、Googleアカウントが必要なので会社や学校で使えない…といったご意見もよくお聞きしました。
AICU Japanでは、そんなご要望にお答えします!
AICUは「ComfyUIマスタープラン」やColoso「ComfyUIマスター:カスタムノードとアプリ開発」を始めとする、日本でComfyUIの普及促進に貢献する企業で、Amazon Web Services (AWS)が運営する「AWS ジャパン 生成AI 実用化推進プログラム」に採択された企業です。
「共有ComfyUI」は、Amazon AWS の東京リージョン(ap-northeast-1)において、複数の NVIDIA L4 GPU 環境によって構築されています。
※提供するインフラストラクチャはセキュリティ、サービス利用状況において変更される可能性があります。
既に実験的に提供している「企業向けプラン」においては、大学や企業のニーズに合わせて、SSOなどのログインカスタマイズ、ストレージ環境、パフォーマンスやコストの調整を提供させていただいております。 またComfyUIだけでなく、動画生成、機械学習、音声合成、AITuberなどのGPU活用ソリューションも提供しています。
NVIDIA T4 GPUとは
AICUの「共有ComfyUI」で使用しているNVIDIA T4 GPU は、深層学習のトレーニング、推論、グラフィックなど、さまざまなクラウドワークロードを加速します。新しい NVIDIA Turing アーキテクチャに基づいて、T4 GPU は多倍精度の Turing Tensor コアと新しい RT コ アを備えています。ML 用の多倍精度コンピューティングを備えた Turing Tensor Core テクノロジーは、FP32 から FP16、INT8 までの画期的なパフォーマンスと、INT4 の精度を実現します。トレーニングでは CPU より最大 9.3 倍、推論では最大 36 倍のパフォーマンスを提供します。
AWSによる高いパフォーマンスのネットワークと共有ストレージ
使用するAWSのインスタンスは、L4 GPU, VRAM24GBを基本とした共有・使い放題の高速でマネージドサービスとしてのComfyUIとなります。AWS東京リージョン内に、最大 100 Gbps のネットワーク、NVMe ベースの SSD ストレージを共有して利用します。