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「ガンマミィ」に魂が入る瞬間…BlendAIによる音声収録現場レポート!

ガンマミィ」とは、BlendAIが展開する「デルタもん」に続く2体目のAIキャラクターです。 デルタもんと同じく、利用規約に従えば、自由に利用や二次創作が可能です。そのガンマミィの音声収録が行われましたのでAICU編集部が現地を取材させていただきました。

BlendAI株式会社(東京都中央区、代表:小宮自由)は、2024年11月6日、東京都内のスタジオにて清水詩音さん(ホリプロインターナショナル所属)を起用したガンマミィのボイス収録を実施しました。収録には、キャラクター制作チーム、音響専門スタッフ、広報チームが参加し、緻密な準備と情熱が注がれた、充実した現場となりました。

動画:ガンマミィ (CV: 清水詩音さん) 音声収録

収録の合間にご協力いただき、BlendAI小宮氏へのインタビューを実施しました。

まず最初に「ガンマミィ」クラウドファンディング参加者へ向けて小宮氏は「支援者の皆さまのおかげで、この重要なステップを成功させることができました」と熱い御礼を語りました。


収録では、キャラクター設定や台本に基づき、AIが活用できる音声データが追加収録されました。収録されたボイスデータは、クラウドファンディングでボイスコースをご支援した支援者の方々への音声データとして提供される予定です。さらに、ガンマミィの魅力を存分に感じられるメッセージボイスも準備中とのことです。

AI音声システムを通じた幅広い活用を予定

今回収録されたボイスデータは、支援者限定での利用を皮切りに、将来的にはAI音声システムを通じた幅広い活用を予定しています。例えば、個人プロジェクトやコンテンツ制作でガンマミィの声を自由に使用できる仕組みを整備中です。このプロジェクトは、単なる音声データの提供ではなく、キャラクターに命を吹き込む新たな体験の提供を目指しています。

※AICUマガジンVol.5のガンマミィ漫画を読む清水詩音さん (https://j.aicu.ai/MagV5 にて発売中)

本プロジェクトでは、声優の持つ表現力とAI技術を組み合わせることで、キャラクターの個性を最大限に引き出そうとしています。演技の中で生まれる感情やニュアンスは、キャラクターに不可欠な「魂」となり、それをAI技術でさらに拡張するという取り組みです。このモデルは、声優の新たな活躍の場を広げる可能性を示すものであり、BlendAIの今後のプロジェクトでも積極的に声優の方々とのコラボレーションを計画しているとのことです。

さらに進む「ガンマミィ」キャラクター開発と
ひろがるクリエイターの活躍の場。

「デルタもん」「ガンマミィ」をはじめとする今後のプロジェクトでも、Blenderを活用したキャラクターの3Dモデル制作も進行中です。キャラクターの世界観や個性を立体的に表現するこの作業は、モデルやデザインの可能性をさらに広げる挑戦でもあります。今後も、新キャラクターの開発や3Dモデリングにおいて、優れた技術を持つクリエイターとの連携を推進していきたいとのことです。

声優の表現力とAI技術の融合によってさらに新しい世界を描く

小宮氏は「有名キャラクターを手掛ける機会を探しているクリエイターの方々にとっても、注目いただきたいプロジェクトです」と語りました。
「この取り組みを通じて、私たちは『キャラクター創作は、声優の表現力とAI技術の融合によってさらに新しい世界を描ける』という確信を得ました。今回のクラウドファンディングで得た知見を次回の挑戦に活かし、さらに多くの方々に楽しんでいただけるプロジェクトをお届けしたいと考えています。また、今後のプロジェクトでも、Blenderを活用したキャラクターの3Dモデル制作も進行中です。

(といってインタビューの最中に紹介されたのはこちら)

2024年11月20日に公開されたガンマミィLINEスタンプでした。

LINEのスタンプストアで購入できます!

最後に小宮氏は「ご支援をいただいた皆さま、そしてプロジェクトに関わるすべての方々に、改めて感謝申し上げます。次回もどうぞお楽しみに!」と感謝のメッセージを加えました。

音声合成AIと著作権、声のお仕事やキャラクターデザインのお仕事に、新たな可能性を開拓されるBlendAI・小宮自由氏。
アルファプロジェクトの次のキャラクターの準備も進んでいるようです。

先日の国際Creative AIビジネスコンソーシアム - 開発者交流フォーラム開催での BlendAI小宮自由氏の発表の様子。 レポートはこちら! #CABCDEF https://note.com/aicu/n/n9d5b2f8be5df

キャラクタービジネスにおいては、AI技術は社会問題が多く語られますが、実際にはこの問題に真剣に立ち向かっているプレイヤーは稀有ではないでしょうか。

2025年はAITuberなどのAIキャラクターサービスが活況になると予想されます。オープンな音声合成モデルなども大量に配布される中で、今後の価値創出やそのエコシステムへの参加が重要な鍵になりそうです。

BlendAIのXはこちら @blendaijp 

生成AI時代に「つくる人をつくる」をビジョンにしているAICUも応援していきたいと思います!


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