[ComfyMaster32] AWS上にComfyUI環境を構築しよう!(業務用) #ComfyUI
AWS上にComfyUI環境を構築しよう!
3回に渡ってお送りしているAWS編。ホビーとしての画像生成を超えて、プロ向けかつコスト効果大なAWSクラウドサービス上でのComfyUI環境の構築を解説しています。最終回はマルチユーザーでの利用や認証、「業務用」として「業務利用での設定」をしっかりと解説していきます。
本記事の内容は AICU Magazine Vol.7「AWSでつくる! 社内生成AI」に収録されています。Kindle Unlimitedで無料購読できるほか、B4版で見やすいペーパーバック版もオススメです。
ユーザーの作成
AWS SageMaker Studio を使ったデフォルト設定のComfyUIにアクセスすると、まずログインを求められます。デプロイオプションでセルフサインアップを有効化している場合は、この画面からサインアップが可能ですが、デフォルトでは無効化されています。この場合は、ユーザー認証を担当するAWSのサービス「Cognito」からアカウントを直接作成しましょう。
Cognitoのユーザープール、つまりログインできるユーザーの一覧を表示します。ここには、「ComfyUIuserPool〜」という名称のユーザープールが作られていますので、それをクリックします(以下の画像では2つありますが、初回の実行では1つしかないはずです)。
表示された画面を下にスクロールすると、ユーザーセクションが見えます。初期状態では誰もユーザーが居ないので、「ユーザーを作成」ボタンをクリックして作成します。
ユーザーアカウントの新規作成画面が開きます。ここで、ユーザー名とパスワードを入力し、最後に「ユーザーを作成」ボタンをクリックします。
そうすると、新規ユーザーが追加されます。このユーザーでComfyUIにログインすることができます。
ComfyUIへのログイン
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