DiscordにおけるキャラクターIPを活用したUGCコンテンツ生成サービスのラピッドプロトタイピング~国際ハッカソンでの事例研究
AICU Inc. CEOの白井暁彦が第194回コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究発表会において以下の発表を行いました。
DiscordにおけるキャラクターIPを活用したUGCコンテンツ生成サービスのラピッドプロトタイピング~国際ハッカソンでの事例研究
DiscordにおけるキャラクターIPを活用したUGCコンテンツ生成サービスの ラピッドプロトタイピング ~国際ハッカソンでの事例研究
情報処理学会コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究会 (CGVI)
第194回研究発表会
論文
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発表より:おわりに
本研究報告は、国際ハッカソン「Builders Weekend」において48時間という短期間で開発した、Discord上でキャラクターIPを活用したUGCコンテンツ生成サービスのプロトタイプについて詳述した。本プロジェクトの成功は、画像生成AI「Stable Diffusion 1.5」と独自の追加学習モデル(LoRA)、そしてタイポグラフィエンジンを組み合わせることで、ユーザーが手軽にスタンプ用画像を生成できるシステムを実現した点にある。
本研究を通じて、DiscordというプラットフォームにおいてキャラクターIPを用いた新しい形のコンテンツ生成の可能性を示した。また、ハッカソンという限られた時間とリソースの中で、チームの協力と迅速な開発がもたらす成果を体験することができた。特に、学生と企業の専門家が協力して実現したプロジェクトは、教育と実践が融合した成功例として評価されるべきである。
今後の展望として、本システムの改良と拡張を進めることで、より多くのキャラクターIPやカスタマイズオプションに対応し、ユーザーがさらに多様なコンテンツを生成できるようにすることが期待される。また、このプロジェクトを通じて得られた知見は、他のプラットフォームやサービスにおいても応用可能であり、キャラクターIPを活用したUGCコンテンツ生成の新たな方向性を示すものとなるだろう。
p.s. 「SDSD」第2期開発を予定しています。 ここまでの資料は https://sdsd.aicu.ai
謝辞